sam's diary - 日々のとりとめもないことをつらつらと

実名でやっているFacebookでは書き辛いことをここで吐きます

なんだかなぁな女性

 行きつけの飲み屋の女性が、ご飯に行きましょうと言う。彼女たちの「ご飯行きましょう」はすなわち「同伴」であって、それを知らん顔してご飯だけ行って、同伴せずに帰るという意地悪を昔はしたこともあるが、最近は極めて紳士的なので、「ご飯+同伴」というセットで行くことにする。とは言え、そこはキャバクラではないので、同伴料は発生しない。因みに指名料も発生しない。ただ、女性からしてみると、同伴=成績であり、同伴回数で時給も決まるので、必死である。客としては、フラッと行っても、同伴しても料金は一緒だから、ならば同伴でもとなる。もちろん、飯代は余分にかかるけど。
 ということで、とある女性と飯を食いに行くと、Cちゃんが辞めたと。Cちゃんと言えば、僕がこの前同伴した女性ではないか。そのCちゃんは、結構、生活がギリギリで、昼間は音大に通いながらピアノのレッスンの生徒をたくさんとり、夜は平日は銀座の飲み屋、土日はどこか場末の繁華街でバニーちゃんの格好でキャバ嬢しているという。で、生活がかかっているので、ガンガン同伴を取りに行く。で、元々は直近同伴したYちゃんのことを僕が一番お気に入りであることを知っていて、だから、「私は、Yちゃん、Sさん、ママの次の4番目でお願いします」とか言っておきながら、自分の窮状を訴える話法で、ちゃっかり真っ先に同伴を取ってしまう。
 そのCちゃんが辞めた。しかし、辞めるに際して一波乱もふた波乱もあったとのこと。で、店のママや女の子の結論としては、Cちゃんは「嘘つき」という結論に達した。だから、食事の最中もCちゃんの嘘をたくさん聞かされ、店に行くと別の女性たちからも彼女の嘘やその結果としての被害を聞かされ…。まあ、その話は面白かったのだが(^^;;
 僕も嘘をたくさんつかれていた。以前、失恋したといあ話を聞いたことがあるが、それは田舎の高校の同級生とかで、遠距離恋愛と片想いの間みたいな言い方だった。今回、判明したのは、ちょうどその頃、同棲を解消したらしい。だから、当然、彼氏はいないと言いながら、実は客と付き合っていたとか。店には客と付き合っているというのはまずいので、オーケストラの同僚と嘘をついていたようだ。まあ、お水の女性の彼氏いない、彼氏募集中発言ほどあてにならないものはないことは百も承知ながら、鼻の下を伸ばしたおっさんがアホなんだけど、気持ちよくはないわな。
 返信はないだろうと思いながら、「店辞めたんだって」とLINEしてみた。数時間後、なんと返事が来た。
 「クビになりました」
 クビになった原因が自分にあることを説明せず。まるで、ママのいつものヒステリのようなニュアンス。立て続けに、
 「お客さんには一切連絡を取るなと言われてますので」
 いや、連絡取ってるし。続けて、
 「次の店決まりました。セット料金いくらです」
 営業してるじゃん(^^;;。あわよくば来させようとしてるじゃん?
 なので、ぼくも返信した。
 「全部聞いたよ。ガッカリだわ。新しい彼氏と仲良くね」
 それに対して、お礼のメールが来たので、それをもって、退室いたしました。
 まあ、彼女に関しては、恐らくどこかですごく痛い目にあうだろうね。