sam's diary - 日々のとりとめもないことをつらつらと

実名でやっているFacebookでは書き辛いことをここで吐きます

大学時代のサークルの忘年会

昨日は大学時代のテニス・サークルの先輩との同窓会だった。

今年、一年先輩のNさんが米国に赴任になったことをきっかけに、サークルのその代で集まっての同窓会という名の飲み会をちょくちょく開催している。Nさんの送別会や、Nさんが出張で帰国したといったことで集まっている。で、僕は厳密には同窓会ではないのだが、一年後輩で唯一、呼んでもらい、なので、スケジュールが許す限りは参加している。今回は実は同期、特に女性の同期を呼ぼうとしたが失敗。ただ、男性の同級生Hが一人参加した。

宴たけなわの頃、とある先輩が不思議そうに我々二人に質問した。

「君たちの代って、男の子と女の子、あんまり仲良くなかったの?」

そうなのである。うちの代は男性と女性の間の仲がイマイチだった。

「それはですね・・・」

と、私が説明を始める。

うちの代の女性は多分男性の8割程度の人数はいただろうか。バランスとしてはさほど悪い訳ではない。まあ、容姿という点では粒ぞろいという訳ではなく、ただ、二人ほど、かわいい子がいた。そのうち、Sという女性のことを今回参加したHが気に入っていた。もう一人のFという女性は僕が気に入っていた。そして、SとFは、あろうことか入学して僅か1カ月程度の間に、それぞれ一年先輩のTさん、Nさんにさらわれてしまった。我々男性の1年生は、それこそ「奴隷」である。最初の一か月と言えば、新歓合宿だ、新歓コンパだ等々、こき使われるは、飲まされてつぶされるわで、散々な仕打ち。まあ、ここで大半の男性部員は脱落する。別に脱落なんで立派なものではなくとも、辞めてしまう。他にもっと楽なサークルに行ったりする。ただ、そこで頑張ってやっていこうという者にとっては試練の一ヶ月なのである。当然、女性に気を配る余裕もなければ、当然、口説こうなんて意欲も湧かない。ただ、同級生のあの子、ちょっと気になるなぁ・・・、と思うだけ。そういうタイミングで一年先輩にさらわれる。

不思議なもので、さらった先輩に対する恨みより、さらわれた同期に対する恨みが生まれ、我々の代の男性は「こいつらは相手にしない」となる。

そういう我々が向かう先はサークル内であれば二つ。一つは先輩を狙う。もう一つは後輩を狙う。なので、例えば、先輩女性、特に一年上の先輩女性には、だいたい、うちの代の誰が憧れているというのがあった。昨日参加した二人の女性先輩も、うちの代で憧れている奴がいた。僕はMさんという別の女性先輩が好きだった。

だから、うちの代の男女間の仲が悪いことについては一年先輩の男性たちの責任が重大だねってのが、昨日の飲み会での結論だったのだが、同期のFと長く付き合っていたN氏、前回の飲み会も今回の飲み会も

「Fは元気かなぁ?Fに会いたいなぁ」

とデレデレしながら話している。まあ、僕はFに対する思いは、少し好意を持った程度の思いではあったので、今は何とも思っていないが。

結局、上を狙った場合と下を狙った場合、両方あったが、結局、成功した、つまり実際に付き合うこととなったケースは下のみ。うちの代と一年下、二年下のカップルはたくさんいた。僕はというと、上にも下にもアプローチし、二兎を追う者・・・となり、結局、別の大学の女性と付き合うことになった。

ただ、昨日も話題に上ったが、上の女性への口説きは結構頑張った。しかも、最初は二年先輩の女性に対して頑張った。でも、なんとなく一年先輩の女性がより好きになり、そっちをメインに頑張った。女子寮みたいなところに住んでいた方だったが、結構しょっちゅう、電話をかけて長電話したり、車で遠出をしたりもした。あの時もうワンプッシュしたら・・・という気持ちがない訳ではない。

まあ、そんな昔話を肴に今年最後の忘年会。とても楽しゅうございました。