sam's diary - 日々のとりとめもないことをつらつらと

実名でやっているFacebookでは書き辛いことをここで吐きます

沈みゆく船

 昨年の8月下旬に到来した「台風」は、「船」の舵取りを混乱させ、適切なプロセスに基づいて機関決定された航路を強引に変更させ、とるべき航路を妨げた。その台風に乗じて不良船員が多発し、舵取りを行なう船員に揺さぶりをかけ、大混乱、ただただ大波の大海原をただただ漂流させるだけの半年間に。

 船の持ち主でもある船長を除き、舵取りを行なうメンバーは交代となり、弱体化。台風が意図した影響は与えられず、ただ徒に無節操かつ無戦略な船員の力を増すのみ。人材は質的低下が免れず、競合他船にはますます水をあけられる。

 「この船が分解してしまわない」ことが台風の意図であった筈が、現実には船内に水があふれ、今まさに沈まんとす。

 船に残された一匹のねずみ。船底に残った穀物をちびちびと食べて体力を温存しながら、大海原に再度泳ぎだす、もしくは、競合する他船に乗り移るタイミングをひたすら待つ毎日。