sam's diary - 日々のとりとめもないことをつらつらと

実名でやっているFacebookでは書き辛いことをここで吐きます

どうしようもない内紛体質というか政争体質

 Facebookで書けない危ないことをここで書くと言うこのブログの趣旨からすると、ここで毒を吐きまくってスッキリするべきなんだろうが、その一方で、ブログで自分の会社の悪口や同僚、上司の罵詈雑言を書きまくって、それが会社にばれて、最終的には退職に追い込まれた友人を知っている。その女友達は、頭の回転も速いし、手も早い、有能な労働力であろうと、友達としての贔屓目もあるものの、確信しているが、その会社を辞めて以降、仕事には困っている。今は派遣社員として働いているが、紹介予定派遣という訳でもないので、正社員になる場合、別の会社を探さなければならない。あくまで彼女の一方的な言い分であるが、彼女は正社員がダラダラやる仕事を、その半分程度の時間でやるようである。でも、ダラダラ正社員の半分か3分の1程度の報酬でこき使われる。まったく理不尽な世界である。そういうのって、社会全体、というか日本経済全体にとって良くない。絶対に良くない。正社員はダラダラと遊んでいても制度に守られ、派遣社員契約社員はていよく使い捨て。企業の収益のためには派遣社員契約社員といった従業員が不可欠なことは理解するものの、正社員を活性化する工夫がないと、日本は社会主義国に成り下がってしまう。いや、社会主義国共産主義国でも今や資本主義的な概念を取り入れた経済活動をしている。したがって、毛沢東時代の中国やゴルバチョフ以前のソ連みたいな前時代的な社会主義国と言うべきかも知れない。

 前置きが長くなり過ぎたが、何が言いたいかというと、壁に耳あり、障子に目ありで、どこからどういう情報が流れるか知れたもんではない。社内の暇人がヒマに任せてネットサーフィンし、このブログを見つけて、これはこやつに違いないと継続ウォッチされるかも知れない。なので、最新の注意を払わなければならない。しかしながら、このどうしようもないバカ企業については一言言わんとおられん。

 数年間の勤務を通じて感じることは、この会社は「空気に支配される」というか、より正確にいうと、「風に支配される」部分が大きい気がする。そして、その風は頻繁に向きを変える。順風満帆で勢いよく進んでいた人物が、風向きが急に変わり、あり得ないような逆風にさらされる。通常は逆風でも、単に逆風にさらされるだけであるが、この会社の場合、その風向きの変化を敏感に察知した者が、順風満帆の際はコバンザメのようにくっついていたくせに、逆風になったとたん、船の中にせっせせっせと水を入れてきて、転覆を図る。誠に姑息である。そこに、同じ船に乗っているという意識はない。そういうことをすることで社業が停滞するなんてことも考えない。ただひたすら、傷付いたものは死ぬまで傷つけるということのみ。死んでしまったら一人いなくなるので、相対的に自分の地位が上がると思っている。ただ、大きな船は、沈没に向けてまっしぐらである。

 過去においても政争や内紛はしょっちゅうあった。近年はなくなったと聞いていた。政争を起こすほどのエネルギーもなくなったことを嘆く人もいたほど。ただ、この会社の政争体質、内紛体質は変わらないようだ。社業に向けてのエネルギーはすっかりなくなったように見える。ライバルとの差は開くばかり。トップラインの増加に向けて邁進するライバルに対し、ひたすら縮小均衡を目指す。減収でも増益だからいいだろうと言うが、本当に良いのか?そのうち、ライバルでもなくなってしまうだろう。

 このような体質は何故なのかと考えると、結局その理由は、オーナー経営者の経営方針の「ブレ」であろう。中途半端に方針を提示するものの、それに向かって動きだすと、すべてが順調でないとなにかケチをつけたがる。ケチをつけだすと、その動きを主導したものが周囲の攻撃にさらされる。そして、このブレを生むのが、経営者の資質もさることながら、どうしようもない外野がいっぱいいることであろう。経営者、特にオーナー経営者の場合、本来は一定の財界活動をするものであるが、このオーナー経営者がそれを嫌うため、財界での交友関係が極端に少ない。そもそも、極めて猜疑心の強い人間であるため、真の友達が出来ない。したがって、ごくごく少数の取り巻きしか信用しない。そして、そのごくごく少数の取り巻き、いわゆる外野に強く影響されることになる。その結果、方針がぶれる。コロコロ変わる。そして、社員は翻弄され、真面目に仕事をした人は去ることになる。

 自分は諸事情あり、もう少しいるけど、まあ、変な攻撃ネタを提供しないように気を付けよう。