sam's diary - 日々のとりとめもないことをつらつらと

実名でやっているFacebookでは書き辛いことをここで吐きます

理不尽なこと

以前の職場でのクライアント企業が、私がその職場を辞めた、つまり、その企業が私にとってクライアントでなくなった後に倒産しまして。それも、最初は民事再生法申請、つまり、再建型の倒産だったのが、結局は再建が無理ということで破産になりました。

この企業は実名はもちろん挙げませんが、とっても酷い企業で、商売の仕方はキャッチセールスまがいで、結果的に営業停止も食らったりしましたし、オーナー社長は社員に対して四六時中、社員を怒鳴り散らしている。会議室で作業している我々にもその怒鳴り声が聞こえてきて、非常に不快に思いました。

なんでそんな企業がクライアントであったかと言うと、それがまた「類は友を呼ぶ」で、私が当時勤務していた組織のヘッドがとんでもない奴で、まあ、そんなとんでもない奴は元々は私の友人で、その関係で彼の下で働く決断をしたのですが、そやつのあまりの酷さに私も退職した訳なのですが、こやつとこのオーナー社長が公私共にべったりだった訳です。

ただ、この悪徳企業、オーナー社長はとんでもない奴だったけど、社員にはまともな人もいた訳で、私が主として接していた方(仮にAさんと呼びます)も、とても勤勉実直で、有能な方でした。しかも、その方は、財務系の仕事をしていましたから、会社が傾きつつあることも充分理解しておられましたが、船長と共に海に沈む気持であったのでしょうか、会社清算まで残られました。そして、その後はご自身が財務系コンサル会社を興され、誠実に仕事をされていました。

ところがです。このオーナー社長、いや、会社はなくなってしまったので「元オーナー社長」と呼ぶべきですが、こやつは、最後まで残ってくれた社員を片っ端から訴えまくっているとか。つまり、「会社がつぶれたのはこいつが横領したからだ」という論調でたくさんの元社員に訴訟を起こしているとか。

私が親しくさせていただいているAさん、とは言え、3年ほどはお会いしていないのですが、彼に久々に連絡をとってみたら、彼も元オーナー社長によってとんでもない経験をしたとか。さらに、その元オーナー社長のバックに、私が以前、勤務していた組織のトップである、私が袂を別った奴がついているとか。まったく・・・

今度、会いに行って詳しく話を聞きます。彼が

「友達として話聞いてください」

と、言っていただいたので、

「喜んで。元オーナー社長達には絶対に負けないでください」

と、励ましました。

今週金曜日に久々に会うのが楽しみです。